神田さおり展「龍と女神と絹の道」が終了しました!

およそ2か月間にわたり、多くのお客様に来館いただきました。

会期中には、神田さんがライブパフォーマンスで素敵な作品を制作して下さいました!

まずは7月29日開催のパフォーマンスをご紹介します。

この日は、音楽に合わせて幅5メートルの大きな絵画を描くパフォーマンスでした。

演奏はAYERのお二人とセコ・サンチェスさん。

厳かな祝詞に続いて静かに始まった音楽は、次第にテンポが上がり、迫力が増していきます。

神田さんは大きく体を動かして踊りながら、キャンバスに叩きつけるように絵の具をのせていきます。

横方向に長く延ばされたストロークから、「龍かな…?」と思っていたら…

完成したのは大きな∞の形でした‼

これは蚕が糸を吐き出すときの動きを表したそうです!

力強さとともに優雅な雰囲気もあり、さまざまな色の重なり合いがとても美しい作品になりました✨

演奏の皆さんと

制作の後は、神田さんがパフォーマンスや絵に込める想いや背景などについて話して下さいました。 会場全体が荘厳な雰囲気に包まれ、とても素敵な一日となりました!

次は8月20日に行われた、シルクヴェールを描き染めるライブペインティングです。

これは岡谷蚕糸博物館の「アーティスト・イン・レジデンス」のイベントです。

先日とは打って変わって、軽やかな音楽に合わせて絵具を垂らして染め上げていきます。

真っ白なヴェールに、色とりどりの絵の具が一面に散らばりました✦

この後、神田さんがさらに二人の女神を描き足し、ヴェールの完成となりました。

完成したヴェールは岡谷蚕糸博物館に展示されました。 素晴らしいパフォーマンスと作品を披露して下さった神田さん、ありがとうございました!