Monthly Archives: 12月 2019

見て、触って、入れる「竪穴住居」が公開中!

        皆さま、当館2階の体験学習スペースに、縄文時代の復元家屋、竪穴住居があるのはご存知ですか?

来館された方が、縄文人の住居を見ることで、縄文文化を理解しやすく、当時の生活をより身近に感じてもらいたいという思いから、今年作成されました!!

住居づくりは、かやの手配やツルの準備のために山へ出かけ、素材を採取し、トンカチで加工したり、燻蒸したり、汗だくになって、館内にかやを運び入れたり…と、縄文人のハードな生活をちょっぴり味わいながら、だんだんと、形にしていきました。

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とある灼熱の夏の日、みんなで、この束を持って美術館中を何往復もしたのでした。青春の1ページ…泣

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そして、8月18日には、当館職員があらかじめ建てた骨組みに沿って、募集した一般の方たちにお手伝い頂き、かや貼りなど行いました。

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8月18日 竪穴住居について勉強しました!

かやは、直径約20センチ、長さ1.5メートルで、束にすると、なかなか重いんです。

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重たいかやを皆で運びます

このかやを均一な厚さになるよう、平らにし、屋根の外部と内部に分かれて協力しながら、縄がほどけないようにしっかり結んでもらいました。

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縄がほどけないようにしっかり結びます

ご協力頂いた皆さんには、本当に感謝です☆☆

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竪穴住居は、内部に石を使って炉も表現されています。中に入ることもできますよ♪

壁には森林の壁紙を貼り立体的にも見えるような…気もします

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森林の壁紙で立体的に?いかに?

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あわせて顔出しパネルもお楽しみください!

 ぜひ、遊びにいらしてくださいね

12月15日ワークショップ「福笑いで初笑いをしよう」をしました

 

12月15日(日)は、福笑いをつくりました!

みなさんは、「福笑い」ってご存知ですか?

福笑いとは、布で目隠しをした人が、おかめ等の顔の輪郭を描いた紙の上に、目や口などの顔のパーツを乗せていき、「より美しく顔のパーツを並べた人が勝ち」、「より面白い顔をつくった人が勝ち」などルールを決めて楽しむ、日本の伝統的なお正月のゲームです。

本日のワークショップは、厚紙に自分や家族の顔、おかめやひょっとこなど書き、色付けをしていただき、色々な装飾をするというとってもシンプルなものです♪

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厚紙におかめの顔を描いていきます

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マジックと色付け

ちなみに、福笑いの顔には、「おかめ」や「ひょっとこ」がよく使われますね。

じつは、おかめは「福を招く神様」、ひょっとこは、「火を守る神様」なんだそうで、とてもなじみの深い神様だったそうです。その親しみを込めて福笑いに用いられるようになったそうですよ☆

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ちょっと遊んでみようかな

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じゃじゃーん、完成です☆

 

なかなか、綺麗なお顔立ちのおかめさんができました!!

みんなで笑って、美術館では早速「福笑い」で楽しんじゃいました。

 

 

12月7日ワークショップ「年賀状用の消しゴムハンコをつくろう」 

12月7日(土)は「年賀状用の消しゴムハンコをつくろう」ワークショップを行いました。

縄文土器や土偶をモチーフにしたものや、お正月の縁起物など、年賀状用の消しゴムハンコをつくりました!!

一年って、あっという間ですね。

消しゴムハンコの作り方は、まず、絵柄を決めて、トレーシングペーパーに描き、その絵を、消しゴムハンコ用の消しゴムに書き写すというものです。

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消しゴムハンコの説明を熱心に聞きます

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スタンプ、どれを使おうかな~・・・

絵柄は、こちらで、あらかじめ用意していましたが、すでにご自分で作りたい絵柄を描いて持ってこられた方もいらっしゃいました。

そして、消しゴムハンコに絵柄を書き写したら、彫刻刀で彫っていきます!!

さすが、版画のまち岡谷。 参加してくださった皆さん、彫刻刀の使い方が完璧でした!!

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恐竜ハンコだ!

 

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出来上がりました!あ!真ん中のお友達のお顔が!!

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気を取り直して、完成しました!じゃじゃ~ん!

とっても素敵なハンコが完成しました~☆

※年賀状を送るときは、「これは、私が市立岡谷美術考古館で作った消しゴムハンコです」という、当館のアピールをお忘れなく…とは言いませんが、手作りハンコで作った年賀状は、温かみが伝わって、受け取った方はとっても嬉しいと思います♬

ご参加ありがとうございました☆☆

12月1日ワークショップ「フェルトのクリスマスツリーをつくろう☆彡」をしました

12月1日(日)に、「フェルトのクリスマスツリーをつくろう」ワークショップを行いました。

作り方はとってもシンプルで、ツリーの形をしたフェルトの切り込み部分をハサミでちょこっと切ったあと、ビーズやポンポン、モールやリボンなどを使ってデコレーションします。

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フェルトの切り込み部分をハサミで切ります。チョキチョキ

思ったよりも、ボンドではりつける作業が多かったのですが、皆さん楽しそうに作ってくれました♬

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ビーズ・ポンポン・モールなどをボンドで貼りつけていきます。

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どの作品もとっても素敵にできあがりました~☆☆

 

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どこに何をつけようか・・・

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リボンをつけて完成!!

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寒い中、ワークショップに参加しにきて下さって、ありがとうございました!

クリスマスまであと少し。 ちょっと早いですが、メリークリスマス♬

皆さんにとって素敵な一日でありますように!!

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また来てね~♬楽しかったね☆☆

チョークアートでクリスマスツリーを描こう♪

11月30日は、ひと足早くクリスマスのワークショップを開催しました✦

講師にお迎えしたのは、伊東美和さん✦

チョークアートや、東南アジア伝統のろうけつ染め、バティックアートなどを制作されている作家さんです。

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この日は、クリスマスツリーを描きました♪

名前はチョークアートですが、オイルパステルという画材を使います。

濃淡の緑、白を使って、葉をグラデーションで表現します。

指でこすって、なめらかなグラデーションをつくります...

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葉の段数や形を好きなようにアレンジしました。

葉の形を少し変えるだけでも、違う雰囲気になって楽しいです♪

仕上げは、まわりに雪やメッセージ、オーナメントを描いたり、シールで飾ったり★

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いろんなツリーができました✦

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ステキなインテリアとご一緒に、楽しいクリスマスをお迎えください!

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伊東さん、参加者の皆さん、ありがとうございました✦

体験的絵画講座 土と炭で描く

今年度の体験的絵画講座、最後は、土と炭で縄文のモチーフを描きました。

土といっても、自然にある土ではなく、陶芸に使う土です。

発色も何ともキレイで、2色あります✦

炭は、天然の木を焼いて作った本物の炭です!

それぞれ粉末にして、接着剤となる白ペンキやアクリルメディウムを混ぜ、絵の具として使います。

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当館の考古展示室で、好きな土器や土偶をスケッチしました。

黄土と白ペンキを混ぜて木の板に塗り、下地を作っておき、絵柄を写し取ります。

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土は、盛り上げて塗って立体感も出せます。

乾燥してヒビが入っても、よい味わいになります。

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うすい緑やオレンジ色の釉薬も使って、ほんの少しキレイな色を入れたりも!

鮮やかすぎず、いいアクセントに!

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いろいろな描き方がありますね~

皆さんのアレンジが光ります✦

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ご参加くださった皆さん、今年もありがとうございました!