土と炭で「縄文」を描いてみよう

5月20日と27日は、土と炭で「縄文」を描くワークショップを開催しました✤ 前館長に講師をお願いしました!とても人気の講座です。

まずは、それぞれ描きたい展示品をスケッチします。

皆さん、思い思いに「縄文」を描いていきます。

次に下地を塗ったベニヤパネルにスケッチした下絵を写します。

下絵を写したら色を付けていきます。黄土色の中国黄土、赤色の信楽赤土、黒色の木炭粉、白色の水性ペンキ、この4色を基にいろいろな色を作って塗っていきます。

この基本の4色を混ぜることでたくさんの色を作ることができるんですよ!

仕上げに前館長が用意してくださったパステルカラーで色味を足します。

皆さん素敵に「縄文」を描くことができました✤

土や炭だけで描いてみるのも絵具を使って描くのとはまた違った楽しさがあります♪ ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

縄文クッキー かぼちゃ味が入荷しました✤

大好評の縄文クッキーに新しくかぼちゃ味が登場しました!

かぼちゃの優しい甘みを楽しめる、見た目もかわいい黄色のクッキーです!

売り切れ必至のため、この機会にぜひ味わってみてはいかがでしょうか? 大人気くるみ&みそ味も発売継続中です!

まゆの花をつくろう

4月22日は、本物の繭を使って花の飾りを作りました✤

こちらは繭を色々な色に染めたキットです。何だかこのままでもかわいいですね✤

まずは繭をもんで柔らかくします。

見た目のわりに硬くて丈夫なんですね~

繭の表面は何層もの層になっているので、針の先で少しめくり、一枚ずつはがしていきます。

繭によっては、とてもたくさん枚数を取れるものもありますよ!

小さくなってしまったカケラも、捨てずに花の芯に使います。

きれいにはがれると何だかうれしいですね^^

全部はがしたら、小さいものから順に針金(茎になります)に刺していき、最後に緑のがくを刺します。

花の形は自由に変えられるので、バラのように花びらを広げても、チューリップみたいな形にしてもいいですね。

あえて一輪に違う色の花びらを混ぜてもきれいでした!

繭の花のキットは、美術考古館で1袋200円(2~3個作れます)で発売中です!

説明書付きなので、ご興味のある方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

縄文クッキー 大好評発売中✨

ミュージアムショップに新しいグッズが仲間入りしました!

岡谷市内の海戸遺跡から出土した顔面把手付深鉢形土器、そのほか人気の縄文モチーフ計4点がセットになったクッキーです。

味はくるみ&味噌とメープルの2種類(各500円)です。

製造は、市内の農業グループ、岡谷豆部さんにお願いしました。

くるみ&味噌に使われている味噌は、同じく市内のこうじ専門店、若宮糀屋さんの味噌です。

どちらも甘さ控えめで、素材の味をしっかり味わえます!

甘いものが苦手な方にもおすすめです。 岡谷らしさがぎゅっと詰まったお土産として、プレゼントにもいかがでしょうか?

消しゴムはんこをつくろう

美術考古館では3月18日、消しゴムはんこを作るワークショップを開催しました!

トレーシングペーパーに好きな絵柄を写し、ひっくり返して消しゴムの上に置き、爪でこすると、簡単に絵柄を移すことができます。

彫刻刀で彫っていきます… 消しゴムは柔らかいので、意外と難しいです💦

小さい絵柄を選ぶと、はんこをたくさん作ることができます!

わりと簡単に彫れる花びらの形も、たくさん捺すと桜の花ができますね♪

色を替えて捺すとよりカラフルに!

専用のインクを使うと、紙だけではなく布にも捺すことができるそうですよ☆

こちらは岡谷市内から出土した顔面把手付深鉢形土器の顔部分です!

こちらも色を替えると全然違う雰囲気に!

皆さん、作れば作るほど慣れてきて、とっても楽しそうでした♪ ぜひお気に入りのはんこを色々なところに使ってみてくださいね!

「鉛筆デッサン」石膏胸像を描く

今年も鉛筆デッサンのワークショップを開催しました!

全6回シリーズで石膏胸像を描きました。

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今年は石膏像のバリエーションがさらに増えました。

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これはミケランジェロの《死にゆく奴隷》だそうです!

タイトルも衝撃です(*_*)

ミケランジェロは、ほかにも色々な「奴隷」を制作していたんだそうですよ。

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こちらの豪華な像はドナテッロ作の《ガッタメラータ将軍騎馬像》です。

この方は本名エラズモ・ダ・ナルニ(1370-1443年)といい、「ガッタメラータ」は通称とのことです。なんと「トラ猫」という意味だそうです!

実物はイタリアにあり、名前の通り馬に乗っていてとても大きく、とても高いところに設置されているそうです。

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これはギリシアのパルテノン神殿の彫刻で「ラボルトの頭部」と呼ばれています。

19世紀にフランスのラボルト伯爵という方がパルテノン神殿の彫刻だということを明らかにしたため、そう呼ばれるようになったそうです。

顔のちょっと欠けたところなどもしっかり再現されているんですね~

 

鉛筆を目安にして像の中心を決めます。

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それぞれ好きなアングルで描きます。

どこから見るかによって雰囲気も変わりますね。

全体の形を大まかに描いてから、だんだん細かいところを描いていきます。

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岡谷が誇る彫刻家、武井直也の大理石像も✤

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後ろから見るとこんな感じです。意外と四角い形をしています。

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彫り残したところが背景のようになっていておしゃれです✦

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最後に離れたところからデッサンを見て、描き足りていない部分に加筆していきます。

6回で2体の像を描きました。

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全員の作品を並べて、鑑賞会です!

なかなか壮観ですね...

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「難しかった」という感想を持たれた方が多かったようですが、皆さんとてもお上手ですね!

ご参加ありがとうございました!

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クリスマスオーナメントをつくろう

皆さま、最近めっきり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

暖かいものを飲んで一休みしたりと、、是非、お体をご自愛くださいね♫

 

美術考古館では、11月20日(日)、ワークショップ「クリスマスオーナメントをつくろう」を開催しました☆彡

まず、松ぼっくりをクリスマスツリーに見立て、笠の部分にグリーンモスをピンセットで差し込んでいきます。

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松ぼっくりにグリーンモスを差し込んでいきます!モスの量はお好みで!松ぼっくりを覆い隠してもおもしろいよ♬

 

自然の素材やビーズ、リボンなどの飾りをボンドでつけていきます。DSC_1660.cleaned

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バランスをみながら飾り付けをします

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あらかじめ作っておいたツリーの台座と松ぼっくりをボンドでくっつけて、カプセルに入れて完成!

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オリジナルのリボンをつくって飾り付けしてくれました

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取付位置は繊細に計算しながらも大胆にアレンジ!!!

 

クリスマスシーズンがもっと楽しみになるアイテムができました~☆☆☆

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じゃじゃ-ん!出来上がり♫

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世界で一つのかわいいオーナメントができました!

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8センチくらいの小さな丸いオーナメントなので、ツリーに飾ったり、壁に掛けたりと、使い方もいろいろ楽しめそうです**

スクラッチ画でハロウィンランタンをつくろう

もう10月、秋ですね~

そうはいっても暑いくらいの日もあって、あまり季節感がないかも...

寒くないのはうれしいのですが...

そんなこの頃ですが、ワークショップでハロウィンにぴったりのランタンを作りました!

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ガラス瓶の中には、ハロウィンの絵柄のスクラッチ画が入っています。

半透明のトレーシングペーパーの全面にクレヨンを塗って、その上に下絵を置き、なぞります。

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下絵を取ると、絵がうっすらと写っているので、竹串などでクレヨンを削っていきます...

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完成したらひと巻きして瓶の中に入れ、一緒にLEDライトも入れます。

削ったところから光が漏れて、絵が浮かび上がりました!

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このライトはだんだん色が変わっていくので、同じ絵でもいろんな表情が楽しめますね♪

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ぜひお家でハロウィン気分を味わってくださいね!

自然素材のネームプレートづくり

夏休みのワークショップは、自然素材のネームプレートづくり!

輪切りにした白樺の木に、色々な自然のものを貼り付けて作ります。

まずは白い紙に木の形をつけて、下描きをします。

木の形も色々でおもしろいですね~

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好きなものを貼り付けます。

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豆に貝殻、とうがらし、石(けっこうきれいな色です)...

このオレンジ色のかわいいのは、レンズ豆だそうです!

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木の枝や縄も使います。

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おしゃれなネームプレートができました!

縄文時代や弥生時代にお店があったら、看板はこんな感じでしょうか??

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外に飾っておくと、豆は鳥に食べられてしまうかも?とのことですが、それもまた自然ですね^^

皆さま、ご参加ありがとうございました!

体験的絵画講座「土や炭で縄文を描く」

今年も大人気のワークショップ「土や炭で縄文を描く」を行いました!

縄文時代の遺物としておなじみの土器や土偶を、土で作った絵具で描きます。

まずは下地作りから始めます。

陶芸に使う黄土を、白いペンキを加えて練り、ベニヤ板に塗ります。

ペンキは土を板にくっつける接着剤の役割をします。

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乾燥するまで、考古展示室で好きな土偶や土器をスケッチします...

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下地が乾燥したら、スケッチを写します。

木炭の粉(木を焼いて作りました!)や、赤土もすりつぶして、アクリル樹脂(これも接着剤になります)と混ぜて絵具を作ります。

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土をすりつぶして細かくしています。これは黄土です。

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樹脂と混ぜています。

好きな色を塗っていきます...

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陶芸に使う釉薬の粉も、同じように絵具になります。

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砂糖菓子のようなパステルカラーができます✤

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完成しました!

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皆さん、自分なりにアレンジされていて、楽しい作品になりましたね✤