「作家・作品紹介」第 8 回 新たなグッズの紹介

おはようございます!皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

突然ですが、深呼吸してますか?ついつい忙しい時には浅い呼吸になりがちですが、深呼吸は自律神経に優しいんだとか。(溜息という名の深呼吸も時に大事だそうですよ。)

 

そんな職員Uも、深呼吸をうっかり忘れていたので、大きく一息。

はかなげさを装いキラリンと空を見上げると、そこには綺麗な桜が!!

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そして溜息寄りの深呼吸とともに、ガクッと首を垂らすと、足元には素敵なフラワーロードが!!

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特別なところに行かなくても身近なところにたくさん自然があって、岡谷って美しい街ですね☆彡※ブログをアップするまでにすこーし時間がかかってしまい、すでに桜の花は、新緑いっぱいの美  しい木に変貌を遂げております☆

 

そんな中、ご紹介するのは!!大自然の恵みand極み・・・シカ

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竪穴住居に・・・

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どーん!!!

そして、このシカの角と黒曜石を使ってグッズを作りました~!

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シカは古来より神聖な生き物として、神の使い=神鹿(シンロク)と呼ばれており、角は魔除けとして珍重されてきました。

また、江戸時代の武士は、給金のことを「禄(ロク)」と言ったそうです。鹿もロクと発音する事から、「金運」をもたらす象徴ともなっているそうです!キラリン☆彡

そして、鹿の角は、毎年生え変わる事から、「毎年厄を払う」という言い伝えも!ほかにも「豊穣」や、鹿は泳げ、そして鹿の皮が防水効果が高いことから「水難除け」など色々な開運効果が!

さらに、黒曜石にも厄除けや開運効果があるといわれており、これは…!

当館最強開運グッズとなるやもしれませぬ。

再開しましたら、是非見にいらしてくださいね☆彡

「作家・作品紹介」第 7 回 春をいろどる花の絵画展③

ご無沙汰しました!皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

お待たせしました!今回は、春をいろどる花の絵画展最終です!

 

早速の展示のご紹介の前に!!学芸員UGさんにお話しを聞いてみましょう。

職員U:最近のはまっているおやつは何ですか?

職員UG:「たまごドーナツ」です。

職員U:なるほど。お気に入りのポイントは?

職員UG:「六角形で形が可愛くて、お値段もお手頃なんです!」

職員U:おいしそうであります。では、ここ最近のお家での過ごし方は?

職員UG:「読書をしながらウトウトすることです」

読書からのウトウト。至福のひとときですね(*´з`)

 

それでは、作品のご案内をいたします☆

展示場全体

まずは、展示会場全体から!

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そして、作品11番目より順にご案内

11. 野村千春  シクラメン 1972年 油彩 F8

12.野村千春 サイネリア  制作年不詳 油彩 F8

 

13.野村千春 さんしゅ  1985年  油彩   F8

野村千春《さんしゅ》

中国や朝鮮半島原産のサンシュは江戸時代に薬用植物として渡来しましたが、現在では観賞用として公園や庭などに植えられています。レンギョウやサンシュなど、春に黄色い花が多いのは、花粉を運ぶ昆虫を引き付けやすいためだといわれています。

 

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14.野村千春  ねこやなぎ  1995年  油彩  F60

野村千春《ねこやなぎ》

ネコヤナギは早春を告げるように猫のしっぽのようなかわいらしい花穂を付けます。花は、太い筒状の毛で覆われ、その内側から長い糸のような花を咲かせます。生けた枝をそのまま土に挿しても発根するほど生命力が強い樹木です。

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15.野村千春   れんぎょう  1968年  油彩  F30

野村千春《れんぎょう》

レンギョウは雄花と雌花が別の株に咲く、雌雄(しゆう)異株(いしゅ)の植物です。野村の作品は、絵具を何層にも塗り重ねた重厚な色と立体感に特徴があります。それは、対象の背後にあるものまで全て描こうとしたためだといいます。《れんぎょう》も立体感のある花の作品です。

 

このれんぎょうを近くで観てみましょう。正面からみるとこんな感じです。

野村千春作品表面

横から見ると、この立体感!!作者作品にたいする気持ちが伝わってきそうですね*

野村千春作品表面2

 

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では、ガラス面の展示作品をご案内していきます!

16.野村千春 きいろい花  1982年 油彩 F30

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17.花岡哲象 ラナンキュラスⅠ 1984年 日本画 S50

 

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18.花岡哲象 ラナンキュラスⅡ 1984年 日本画 F50

花岡哲象《ラナンキュラスⅡ》

「自然の傑作」と言われるラナンキュラス。この属の多くの種が湿地帯に生息しています。花岡哲象の描いた繊細で美しいラナンキュラスの根元には、水に映ったラナンキュラスを見ることができます。

 

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19.林勇 ぼたんの図 1984年 油彩 F25

林勇《ぼたんの図》

「立てば芍薬、坐れば牡丹…」これは芍薬と牡丹の生え方を例にした美人を形容する言葉です。芍薬は枝分かれせずまっすぐ伸びるのでスラリとした立ち姿の華麗な美人に、牡丹は枝分かれして低く横に広がっていくので、落ち着きのある清楚な美人。《ぼたんの図》は花だけでなく、牡丹の生え方を捉えた作品のようにも思えます。

 

20.宮原麗子 けしと枯花 油彩 1982年 P100

宮原麗子《けしと枯花》

ケシ科の植物には約150種の品種があり、英名のポピーはケシ科の植物の総称です。《けしと枯花》は宮原麗子の自宅のアトリエの静物画で、さりげない日常的な風景のなかに色とりどりの花を見ることができます。

 

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21.トレニアの咲く庭(仮画像)F100 1971年

21.宮原麗子 トレニアの咲く庭 油彩 1971年 F100

宮原麗子《トレニアの咲く庭》

 和名が夏菫(なつすみれ)のトレニアは夏が最盛期ですが、開花期間が長く4月には花壇で見かけることができます。一見何ということもない庭ですが、身近にあるものを描き続けたいという宮原のあたたかな魅力ある作品です。

 

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22.ミモザ咲く頃(仮画像)S100 1984年

22.宮原麗子 ミモザ咲く頃  油彩 1984年 S100

宮原麗子《ミモザ咲く頃》

ミモザはアカシアの総称で、日本ではギンヨウアカシアを、欧州ではフサアカシアを指します。スペインでも展覧会を開くなど活躍する宮原。《ミモザ咲く頃》は欧州の風景を描いた作品なので、この絵のミモザはフサアカシアなのかもしれません。

 

 

 

 

「作家・作品紹介」第 6 回 ちょっと一息

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?ゴールデンウイークがはじまりますね☆

もちろん私も、頑張っている皆さんと一緒に、そして、医療に携わる皆さんには本当に感謝をしながら、お家にて今できることをしたいと思います。

ふと、思ったのです。こんな時期だから、お家生活で体がさらに丸くなろうとも…。むしろ、一回りも二回りも大きくなってみせる!と。もちろん、家の中でもやれることは、沢山!!読書、掃除、キノコの栽培。それから、諸々の勉強!!一日一日が感謝ですね。

…そう。朝ヨガを断念したのは、ここだけの内緒の話です。しーっ。(お休み中にもう一度チャレンジします(ノД`))

 

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職員Uが水やり担当している椿のご紹介☆

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職員Uの育てるキノコのご紹介!

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そして最後は我が家のご紹介…。ではなく、職員Uの第二の心の故郷。美術考古館2階、体験学習スペースにあります竪穴住居です。

また、皆さんに遊びに来ていただける日をお待ちしております☆☆☆

この連休、皆さんにとって、なにより健康でかけがえのない時間でありますように!

「作家・作品紹介」第 5 回 春をいろどる花の絵画展②

おはようございます!皆さま、今日も一日いかがお過ごしでしょうか?

早速、「春をいろどる花の絵画展」の前回からの続きをご案内させて頂きますね!

 

と、その前に、今回の展示の担当者学芸員KTさんにお話を伺ってみました!

職員U: 最近のはまっているおやつは何ですか?

職員KT:「さやえんどうのお菓子」です。

職員U:なるほど。お気に入りのポイントは?

職員KT:「食物繊維がとれている気がするからですね」

職員U:な、なるほどですね!では、ここ最近のお家での過ごし方は?

職員KT:「一進一退の衣替えです!」

まだまだ寒暖差のあるこの季節、なかなか衣替えの線引きが難しいですからね”(-“”-)”

 

それから、今回の展示作品は、展示期間(3月5日~5月10日)にあわせて、厳冬の終わりと春の訪れを感じる花々の作品を選んだそうです!また、作品の対象は、古来より日本で親しまれてきた桜、梅、椿、ラナンキュラス(なんと岡谷でも生産されているそうです!)など生活の中で身近に咲く花が多いそうですよ!!それでは、目録番号2番~10番まで、ご覧ください。作品をクリックすると画像が大きく見られます☆

 

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2. 野村千春《わびすけ》 制作年不詳、油彩、F6

 

 

 

「侘助」は千利休のお付き「侘助」が利休のためにこの椿を育て、茶席によく用いられていたことから名付けられたそうです。野村千春の素朴な作風から茶の湯の「わび・さび」を感じるような作品です。

 

 

 

 

 

3. 今井章雄《白椿》1950年、油彩、P15

 

 

椿は室町時代から茶席によく用いられたことから「茶花の女王」という異名をもちます。今井章雄の作品にはまさに「茶花の女王」と呼ぶにふさわしい、凛とした気品のある椿の姿が表現されています。

 

 

 

 

4. 田中隆夫《椿と枯花》1974年、油彩、F40

 

 

5. 織田昇《五色椿》1998年、油彩、F25

 

6. 織田昇《散る椿》1998年、油彩、F50

 

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7. 織田昇《大糸桜》1996年、油彩、F60

 

 桜を愛で、お花見を好む日本人の心は先祖代々受け継がれたものです。桜の代表ソメイヨシノのほかにも、桜は日本国内だけでも固有種を含め600以上もの品種が確認されており、「糸桜」はシダレザクラの異名です。

 

8. 織田昇《枝垂桜》2004年、油彩、F80

 

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9. 野村千春《見上げた桜》1991年、油彩、F30

 

10. 野村千春《梅》1981年、油彩、F20」

 

梅は春に先駆けて厳寒に負けず咲き誇る様子から、気高さや長寿を表すものと考えられていました。詩歌には梅は奈良時代に、平安時代には桜の方が多く詠まれ2.います。《見上げた桜》とは一転、《梅》は素朴ながらも品のある作品です。

 

 

 

 

 

次回は、目録番号11番から22番までのすべてを掲載いたします!ぜひお楽しみにしてください♬

「作家・作品紹介」第 4 回 春をいろどる花の絵画展①

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

当館では、コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日(水)まで臨時休館とさせて頂いておりましたが、5月31日(日)まで臨時休館の期間が延長となりました。

再開を楽しみにしてくださっていた皆さまには、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

 

さて、5月10日までの会期を予定しておりました、「春をいろどる花の絵画展」

臨時休館のためご来館頂けなかった皆さまにも、ぜひご覧頂きたいと思い、今回は、展示作品をご紹介したいと思います。

展示を担当した学芸員KTさんは、「冬の終わりと春の訪れを感じる絵画のお花見をしてもらいたい」と今回の展示を企画。また、「展示作品には何点か「椿」の絵が描かれているのですが、同じ花でも作家さんによって描き方が違うで、どういうところが違うのかなど注目し楽しんで鑑賞して頂けたら」とのことです!

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「花の絵画展」チラシとなります!

ごあいさつ

春をいろどる花の絵画展目録

展示場全体

展示室の全体

展示場1

入って右側から順に・・・

1. 松井緑《芽ぶき時》 1982年 油彩、F50

 

冬の間息を潜めていた草木は、春の暖かな日差しを浴びて芽吹きます。その生命力あふれる姿は、じっと耐えていた息を吹き出しているかのようです。《芽ぶき時》では草木の芽吹く萌黄色と色とりどりの花から春の到来を感じます。

 

 

 

春の花が多いのは  →なるほどですね。そんな理由があったとは、勉強になります( ..)φメモメモ

22点中、本日は1作品のみご紹介(-_-;) 次回に続きます!

「作家・作品紹介」第3回 ちょっと一息(塗り絵に挑戦!)

 

皆さーん、おはようございます!!

早くも朝のヨガに限界を感じております職員Uでございます。

さっそくですが、本日は、職員Uの好きな言葉を紹介したいと思います!

 

 My life is like a coloring book!

 Each day I have a new page with new pictures to color….

 僕の人生は塗り絵みたいだ!

毎日新しいページに新しい絵があって、色を塗るんだ…

 

こちらの言葉は、チャールズ・M・シュワルツが描き続けたスヌーピーの言葉です。

職員Uにとって、この言葉は、“描くのも塗るのも私。今日一日をどんな色のどんな日にしようか・・・”と、希望とワクワクで元気になる魔法の言葉であります。

みなさんは、今日何色の気分でしょう?

 

そんなわけで、普段は当館の体験学習スペースに設置してあります塗り絵をご用意しました。

よろしければ、ぜひ試しに色を塗ってみてください!塗り絵の新作もそのうちに、ご案内できればと思っております☆☆

ぬりえ(海戸 顔面把手付深鉢形土器)

ぬりえ(目切 壷を持つ妊婦土偶)

 

 

「作家・作品紹介」第2回 武井直也

皆さま、ごきげんいかがでしょうか。

職員Uはと申しますと、時節柄、免疫力UPをはかろうと、「よく食べよく寝る」を、全力で遂行しておりました!そして、ある日、気がついたのです!

「あ!服がきつくなっているよ!」と…。

なんと「適度な運動」をうっかり失念しておりました。

免疫力UPには、日光に当たることも大切なんだそうですね。そこで!このブログを続けている間、日光に当たりながらのヨガを始めることにします!!結果はいかに!!

 

さて、本日の「作家・作品紹介」第2回目は、武井直也(たけい・なおや)です☆

■武井直也の略歴岡谷市出身。彫刻家。1893年、農家の4男として生まれる。31歳で渡仏しアントワーヌ・ブールデルに師事。厳格で構築的な作品から、しだいにロマンの漂う独自の作風を生み出す。晩年は主に大理石の作品への制作意欲を示した。

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47歳のご生涯でした。(1893~1940)

■武井直也ってどんな方だったのでしょう?

6歳のころ、押絵雛の顔を見事に描くなどして周囲を驚かせたそうです。

19歳には、当時、美術への理解がまだ浅い頃だったため、直也は父亀太郎に「歯医者(薬剤師)になる」と偽って上京Σ(゚Д゚) 22歳で東京美術学校彫刻科塑像(そぞう)部に入学したそうです。

 

辰野の洋画家の中川紀元(なかがわ・きげん)は、直也を「人づきがよく、そねんだり、馬鹿にしたりすることがない、力むこともない、実に円満な人だった」と表したそうです。

ちなみに、フィギュアスケート、スキー、ゴルフなどを好み、スケートでは賞をとるほどのスポーツマンだったのだとか!

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武井直也の彫塑講習会の写真。どちらにいらっしゃるでしょうか!  →答えは前列中央!

 

■どんな作品があるのでしょう?

ヨガで言ったら結構な難易度!    ( 黎明 1938年)

21.

まどろむ~☆(まどろみ 年不詳)

 

6.1

私が、恩師ブールデルです。(恩師ブールデル 1933年)

岡谷市では、市内小中学校や公園など18か所に武井直也の彫刻、25作品が設置されています。みなさん、どこにあるかご存知ですか?

 

■職員Uからのinformation

当館では、図録「彫刻家 武井直也の軌跡」を1,000円で販売しております。

また、今年、7月中旬から特別企画展「没後80年 武井直也のすべて」を予定しております。(状況によっては、延期や中止となる場合がございます。今後の予定につきましては、適時、当館のホームページ等でご案内いたします。)

 

「作家・作品紹介」第1回 野村千春

本日の「作家・作品紹介」、第1回目は、洋画家、野村千春(のむら・ちはる)です!

■野村千春の略歴

岡谷市出身。中川一政(なかがわ・かずまさ 東京出身 洋画家)に師事。キャンバス一面に絵の具を塗り重ね、力強い筆致と重厚な色彩で大地や花を描き続けた。春陽会会員、女流画家協会委員。

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91歳のご生涯でした(1908~2000)

■野村千春(のむら・ちはる)ってどんな方だったのでしょう?

1931年、23歳の時に「花」が春陽会初入選。以降、なんと毎年出品を続けたそうです!

岡谷出身の彫刻家、武井直哉に彫刻を学んだこともあるそうですよ!

 

野村を知る多くの方々が「野村先生は、和服の襟をキュッと締め、凛とした、そういう姿が印象的だった」といいます。

夫は、児童文学者の巽聖歌(たつみ・せいか)。童謡「たきび」という歌の作詞をされた方なんです!職員Uは、この歌の中の「きたかぜ ぴいぷう ふいている」のフレーズが好きです。

ぴいぷうしている北風が、愛らしく感じられますね☆

 

■どんな作品を描くのでしょう?

黒い風景 F20 1961年

見上げた桜 F30 1991年

白い花 F20 制作年不詳

■職員Uの感想

野村千春の作品は、絵の具を何度も塗り重ねているため、とても立体的です。そのため、近くで見ると迫るような迫力があり、少し離れて作品を見ると、全体像が見え、また違った風景が見えてきます。

来館されるお客様の中には、「野村の作品は、自分の好きな距離や角度を見つけて鑑賞する楽しみがある」という方もいらっしゃいます。

ちなみに、絵の具を塗り重ねて出来上がった野村の作品は、小さなものでも持ち上げると、結構重たいです。作品に対する作者の想いを体で受け止めつつ、展示替えの時は、腰に注意です。

 

以上。第1回目は、野村千春でした。

クボタノブエ Powder Snow in March 開催中!

ただいま当館では、クボタノブエさんの展示「Powder Snow in March」を開催中です!

この展示は、岡谷市ゆかりの若手アーティストや若手グループを応援する「若手アーティスト育成公募展 挑戦そして飛躍」として開催しています。

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岡谷市出身のクボタさんは、日常日常のなかで目にした風景や人を題材に、イラストやグラフィックデザインを制作されています。

東京などで個展を多数開催されていますが、岡谷での開催は初めてとのことです!

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水彩画のような雰囲気と、美しい色合いの作品がたくさん!!

岡谷の海戸遺跡や鶴峰公園などを扱った、おしゃれでかわいらしい作品も✤

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なんと、3月15日(日)から22日(  日)まで、クボタさんが会場に来てくださいます!

貴重な機会ですので、作品や制作活動について、ぜひお話を聞いてみてはいかがでしょうか?

21日にアーティストトークの開催を予定していたのですが、コロナウィルス感染防止のため、残念ながら中止とさせていただきました。

展示期間は3月27日(金)までとなっております。

この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

開館時間は午前10時から午後7時、水曜日は休館です。ご観覧は無料です。

信濃刀画の会ワークショップ「エコで楽な木版画を」

今年も、信濃刀画の会の皆さんによるワークショップを行いました!

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信濃刀画の会は、学校教育に版画を取り入れた増沢荘一郎(1914-1985)が創立した、木版画の会で、今年で50周年を迎えます。

特別企画展「双燈社 版画のまちの誕生」に合わせ、当館で記念展を開催してくださいました。

信濃刀画の会講師の清澤亥之吉先生と、会員の皆さんにご指導いただきました。

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花や鳥などをモチーフに、ハガキ大の多色刷り版画を作りました。

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絵柄を板に写し取っています。

多色刷りの版画は、通常、色の数だけ版を作るのですが、この日はなんと1つの版だけを使いました!!

版が1つだと、摺るときにずれにくいという良さも!

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ちょっと特殊な作り方で、彫るところをできるだけ少なくし、お金もかけず、まさにエコで楽しく版画を作ることができました!

すごいですね~

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だんだんと色が重なり、絵ができていくと感激します✦

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すてきな版画ができました!

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清澤先生、会員の皆さん、ありがとうございました!