現在、当館1階交流ひろばにて展示しております、「増沢荘一郎が育てた岡谷の版画と子どもたち展」。
ご来館の方に「懐かしい!」「いろいろ思い出すなぁ。」とたくさんのご感想をいただいております。
先日、田中小学校の卒業生で、1年生から4年生までの間、増沢荘一郎に担任として教わっていたというお二人が展示を見に来られました!
お話を伺うと、増沢荘一郎は、物腰の柔らかい優しい先生だったとのこと。版画の指導も、子どもたちがしたいように、自由に彫らせる指導方法だったそうです。
また、昭和30年代ごろの小学生は、版画にかける熱の入れ様が半端ではなかったようです。インクで手を真っ黒にして、授業なんてそっちのけ(!?)で一日中彫っていたと、懐かしそうにお話してくださいました。
当時の子どもたちにとっては、版画制作は生活に欠かせない一部だったのですね。
貴重なお話をありがとうございました!