6月は、洋画の模写を体験しました✦
まずは下地を作ります。
ケント紙ボードに、陶芸用の黄土とペンキを混ぜたものを塗ります。
カーボン紙をはさんで、見本の絵をなぞり、ボードに絵を写します。
西洋の絵や浮世絵、日本画など、さまざまですね。
どの絵にしようか、選ぶだけでも楽しそうです
下絵が描けたら、アクリル絵の具で色を塗ります。
7月はスクラッチ画を描きますよ✦
6月15日は、3月に引きつづき、切り絵作家の日達れんげさんのワークショップを行いました!
今回は、岡谷の土器を切り絵にして、トートバッグにプリントしました☆
モチーフは、釜口水門の近くの海戸遺跡から出土した、顔面把手付深鉢形土器!
この土器が国の重要文化財に指定された6月12日に合わせて開催しました。
このワークショップのために、日達さんが切り絵用の絵柄を作ってくださいました✦
なんと切り絵をプリントできるシートがあるんです!!
絵柄とシートを重ねて切り抜きます。
全部切り抜けたら、アイロンで転写します。
きれいにプリントできました✦
布の目が粗めなので、ちょっとかすれたヴィンテージ風の雰囲気になります^^
すてきなトートバッグになりました
お弁当入れやちょっとしたお出かけ、遺跡めぐりにもよさそうです!
日達さん、参加者の皆様、ありがとうございました
5月の体験的絵画講座は、テンペラ画✦
テンペラ画とは、顔料を卵の黄身で溶いて描く絵です。
今の絵の具はチューブに入って売っていますが、昔(15世紀くらいまで)は、粉状の顔料をにかわ(動物の皮や骨を煮出したゼラチン)や卵で溶いて使っていました。
そのままだと画面にくっついてくれないので、接着剤として卵を使うそうです。
木の板にアクリル地塗り剤を塗って、下地をつくります。
そのまま木の板に絵具を塗っても、しみ込んでしまうためだそうです。
下絵を板に転写したら、鉛筆の線が摺れないよう、定着剤をかけます。
卵を接着剤にして銀箔を貼ります。
ポイントは卵を厚すぎず、ムラなく塗ることだそうです。
「きれいに貼れないわ…」という方もいましたが、幻想的な雰囲気に
粉状の顔料を卵で溶いて色を塗ります。
顔料を何色か混ぜたり、卵の量を変えて鮮やかな色や淡い色をつくったり…皆さんそれぞれ工夫をこらしたすてきな作品ができました!
6月は模写洋画に挑戦します!お楽しみに✦
4月29日のワークショップは、縄文土器や土偶をイメージして、フェルト刺繍のブローチをつくりました✤
展示室で土器や土偶を見ながら、好きな模様をスケッチします。
縄文土器って、よく見ると縄目模様だけでなく、幾何学的でおもしろい模様がいっぱいです!
かわいい顔もついていたりします✤
スケッチした図案をフェルトに転写して、羊毛フェルトを刺し込んでいきます。
春らしいパステルカラーにしたり、本物に忠実に茶色系でまとめたり...
どちらもかわいいですね
縁まで羊毛でくるんでしまう方も!!これは思いつきませんでした!
かわいいです
台になるフェルトにブローチピンをつけ、刺繍したフェルトと貼り合わせて完成です!
ぜひ縄文のかわいさを楽しんでくださいね✤
お待たせしました!今年度も体験的絵画教室が始まりましたよ✤
4月は、鉛筆デッサンです。昨年と同じく、卵とティッシュボックス、ビニール袋に入ったトイレットペーパーを描きました。
まずは、好きな構図を考えます。トイレットペーパーを横に置く方も!
同じものを描くのに、皆さん並べ方が違っておもしろいですね~
デッサンというと、目に見えたとおりに正確に描く、というイメージがありますが、上手に見せるコツがあるのだそうです!
詳しくは、2018年5月のブログをご覧ください!
鉛筆が濃くなりすぎたら練り消しゴムで薄くします。
ビニール袋の透明感を表現するのにも便利です!
3つのものの明暗のバランスがとれていると、上手な絵になるそうですよ☆
くっきり見える卵の影も、まわりを少しぼやかして描くと自然に見えます。
今回は、武井直也などの彫刻作品もご用意しましたよ☆
卵などを描きあがった方に、自由に描いていただきました。
彫刻は、6月中旬くらいまで展示している予定ですので、この機会にぜひご覧になってはいかがでしょうか??
3月23日は、切り絵作家の日達れんげさんのワークショップを行いました✿
岡谷市出身の日達さんは、季節のモチーフや郷土の風物などの切り絵を作られていて、国内外での個展や、ワークショップもたくさん開いていらっしゃいます。
この日は、バラと猫、節分草など、春らしいモチーフの切り絵をつくりました。
絵柄は先生によるオリジナルです✦ 参加者の皆さんには、5種類の絵柄から、それぞれ好きな絵柄を選んでいただきました。
どれもかわいくキレイで、目移りしてしまいそうですね✦
染物屋さんなどで使われる特殊な紙にプリントされた絵柄を切り抜いていきます。
黒いところを残します。
細かい手作業ですが、だんだん絵が切り取られていく過程が楽しそうです。
皆さん、夢中になりながらも和やかにお話しされ、とてもすてきなひとときでした
絵がすべて切り取れたら、台紙に貼って完成です!
台紙もきれいな和紙で、より上品な雰囲気になりました✦
まだ寒い日もありますが、見ているだけで温かい春の気分になれそうです❀
切り取る途中の紙もきれいです。
日達さん、参加者の皆様、ありがとうございました!
当館では、2階の体験学習スペースに、顔出しパネルを設置しました
どんなパネルかといいますと、じゃじゃーん!!!こちらです☆彡
国指定重要文化財 海戸遺跡出土「顔面把手付深鉢形土器」です
豊穣を祈り祭祀などにも利用されたといわれており、その顔面は「女神」とも言われています。
海戸遺跡より出土したものは、顔が外側を向いた珍しいスタイルで、完全な形に復原された全国的にも数少ない土器として、国の重要文化財に指定されました。
ちなみに、パネルの背景は、発掘当時の海戸遺跡の写真を使用しているんですよ。
顔出しパネルは手に持ってご利用くださいね☆彡
また、お一人でいらした方も、当館職員にお声かけ頂ければ、はりきって写真撮影致します♬
来館記念に、みんなで豊穣を祈り、女神になってみませんか??
今年も、素敵な季節がやってまいりました。
当館では今年も、つるし雛愛好会 おかみさん会つるし雛教室の皆さまにご協力いただき、雛の吊るし飾りを展示させて頂いております。
そして、今年は、吊るし飾りの他に、とっても雅やかな着物の展示もして頂きました☆彡
毎年、この美しい展示を楽しみに、市内からも遠方からも、たくさんのお客様が来てくださいます!!!ご来館くださった皆さんが、この優美な作品をとっても喜んでくださり、写真もいっぱい撮ってくださいますよ~♬
展示期間は、3月21日までを予定しております。
無料の展示となっておりますので、ぜひご来館くださいませ☆☆