11月4日(土)、第4回目の「体験的絵画教室」は、油絵に挑戦!
油絵といっても、油絵の具だけで絵を描くのは時間も熟練の技も必要なため、この日は透明な油絵の具を使う体験のみ行いました。
油絵の具に使う油には、絵の具をやわらかく溶く油、下地に絵の具を接着するための油、最後に表面をコーティングして丈夫にする油があり、描きながら量を調節していくそうです。
そのときそのときで、使う油の種類や量を間違えると、長持ちするよい作品は描けないんだとか!
なんと美術館に収蔵されるような画家でも、なかなかできないほど微妙な調節なんだそうです!!
それほど扱いが難しい油絵の具なので、この日のワークショップでは、アクリルガッシュで描いた絵の上から油絵の具の透明色を塗り、ちょっと油絵っぽい味わいを楽しみました。
まずは石膏とペンキ、何色かのアクリル絵の具を使って、パステルカラーの下絵を描きます。これが下地となり、油絵の具が裏に染み出ないようになりました。
なんだかマカロンみたいな味がしそうです...
それが乾いたら、いよいよ油絵の具を塗ります。
これが油絵の具!つやつやです。
先日のワークショップで描いたテンペラ画にも、油絵の具でお化粧✤
油絵の具は白を混ぜない限り透明色なので、パステルカラーの下地が透けて、深みのあるいい色合いになります✦
油絵の具は、油で練って作られているので、ちょっと暗くて渋い色合いが特徴です。
なんと筆も油で洗います!!
ちょっと大変でしたが、気軽に油絵の具を楽しめました☆