Monthly Archives: 11月 2017

体験的絵画教室⑤

11月18日(土)の「体験的絵画教室」第5回目は、墨で絵手紙風の作品を描きました。

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なんと木炭を細かく砕くところから始めました!!

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木炭も接着剤がないと、せっかく描いても落ちてしまいますので、メディウムというアクリル樹脂系接着剤と水を混ぜます。

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ペンがわりに使う割り箸を削っています。

さらに水を加えながら、いろいろな墨の濃さを試します。

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木の枝もペンがわりに!!

練習が終わったら、ハガキ大の本番の紙に挑戦!

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墨が乾かないうちに金雲母、緑青などの顔料を振ると、なんとも高級感のある仕上がりに!!!

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なんとも体が温まりそうなショウガです。

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ちょっと残った木炭の粒子も、よい味わいです✦

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縁起物を描いて年賀状、ほかにも暑中見舞い、ちょっとしたあいさつにも喜ばれそうですね✦

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クリスマスカードにも!!

それにしても、皆さんお上手でした...

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体験的絵画教室④

11月4日(土)、第4回目の「体験的絵画教室」は、油絵に挑戦!

油絵といっても、油絵の具だけで絵を描くのは時間も熟練の技も必要なため、この日は透明な油絵の具を使う体験のみ行いました。

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油絵の具に使う油には、絵の具をやわらかく溶く油、下地に絵の具を接着するための油、最後に表面をコーティングして丈夫にする油があり、描きながら量を調節していくそうです。

そのときそのときで、使う油の種類や量を間違えると、長持ちするよい作品は描けないんだとか!

なんと美術館に収蔵されるような画家でも、なかなかできないほど微妙な調節なんだそうです!!

それほど扱いが難しい油絵の具なので、この日のワークショップでは、アクリルガッシュで描いた絵の上から油絵の具の透明色を塗り、ちょっと油絵っぽい味わいを楽しみました。

まずは石膏とペンキ、何色かのアクリル絵の具を使って、パステルカラーの下絵を描きます。これが下地となり、油絵の具が裏に染み出ないようになりました。

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なんだかマカロンみたいな味がしそうです...

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それが乾いたら、いよいよ油絵の具を塗ります。

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これが油絵の具!つやつやです。

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先日のワークショップで描いたテンペラ画にも、油絵の具でお化粧✤

油絵の具は白を混ぜない限り透明色なので、パステルカラーの下地が透けて、深みのあるいい色合いになります✦

油絵の具は、油で練って作られているので、ちょっと暗くて渋い色合いが特徴です。

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なんと筆も油で洗います!!

ちょっと大変でしたが、気軽に油絵の具を楽しめました☆

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アドベントカレンダーをつくろう

11月19日(日)は、アドベントカレンダーを作るワークショップを開催しました。

 

アドベントカレンダーは、クリスマスまでの期間を数えるものです。

様々なスタイルがありますが、今回はツリーの形で、小さなプレゼントボックスが7個

ついています。

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7個のちょこっとかわいいプレゼント。

クリスマスまでの毎日が、ぐっと楽しくなりますよね。

 

子供さんから大人の方まで、楽しんで作っていただけました。

 

まず円錐形のツリー本体をつくり、枝部分を貼り付けます。

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プレゼントボックスは紙コップで作ります。

 

色紙やシール、マスキングテープを使ってかわいくデコレーション。

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ペーパークラフト風のプレゼントボックスです

 

小さなツリーができました。ひとあし早いクリスマス。

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気分もちょっと華やぎます。

体験的絵画教室③

10月28日(土)、第3回目の「体験的絵画教室」は、アクリルガッシュを使って、ガラスに絵を描きました!

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アクリルガッシュとは、顔料を樹脂で練った絵の具で、水彩絵の具のように水で溶いて使えますが、乾くと耐水性になります。

アクリル絵の具と似ていますが、アクリル絵の具より不透明でマットな仕上がりになります。

今回下地として使ったガラスは、絵の具が一番のりにくい素材で、油絵の具とアクリルガッシュぐらいでしか描くことができないんです。

カーボン紙でガラスの裏面に下絵を写し、ガッシュで色を付けます。

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はみ出たところや細い線は、後でカッターで削ります。

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削った上からも、またガッシュを塗ることができます。

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なかには削り痕を模様のように見せる方も!!

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ガラスをひっくり返して表から見ると、なんともオシャレな作品ができました✤

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額に入れたら、美術館やギャラリーにある作品のよう✦

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皆さん、自由な色づかいがとってもステキでした。