先日、岡谷市内の4歳~12歳のみなさんから応募していただいた“夢のいきもの”☆
8月28日から、全作品の展示が始まりました!!
金・銀・銅賞・美術考古館賞に選ばれた作品は、いま展覧会を開催中の内尾和正さんがリアルなイラストに描きおろしてくださいました!!
初日には、内尾先生による表彰式が行われました。
上位4賞と、入賞した30人のみなさんは先生から1人ずつ表彰されて、とってもうれしそう❉
子どもは大人と違って、絵を描く技術はまだまだだけれど、発想がとっても豊かなんだそうです!
確かに、思いもかけないオドロキの動物や、くすっと笑ってしまうおもしろい動物がいっぱい!!!
応募作品は、全部でなんと231点!!!
ひとつひとつ見ているとすごくおもしろいので、ぜひ見に来てくださいね~☆
そして先生のイラストになった作品はこちら!!
なんと動画も!!!
https://www.youtube.com/watch?v=ru5dvN9DSJg
入賞者のみなさん、おめでとうございました!
応募してくださったみなさんも、ありがとうございました!!
授賞式のあとは、内尾先生によるギャラリートークです。
制作のヒミツをたくさん聞くことができましたよ✧
以前は手描きでしたが、今ではコンピュータグラフィックスで描いているのだそうです。
コンピュータというと、すぐに描けそうなイメージを持たれがちだけれど、実は手描きよりも地道で細かい作業なのだとか!!
手描きだと、原画は1枚しかないので高級品化してしまい、一部の人しか楽しめないけれど、コンピュータで作るとくりかえし印刷できるので誰でも平等に楽しめる、と考えられたのだそうです!!
絵には見る人の心をいやす大事な役割があるともおっしゃっていました。
わたしたち見る側にとっては、とってもありがたいですよね✧
見る側にとってもうひとつありがたいことが!!
それは絵の中に人物が登場しないことです!
内尾先生の絵には、想像上の風景や建物がたくさん描かれていますが、見る人には絵の中を自由に歩いて、お気に入りの場所を見つけてほしいのだそうです。
人を描いてしまうと、見る人が絵の中に入れなくなってしまうから、人を描かないとのことです。
なるほど~✧✧
お仕事は365日ほとんどお休みはなく、なんと1ヶ月以上外靴を履かなかったこともあるとか!!! こうして時間をかけてじっくり作られた作品だからこそ、心に響くんですね~
内尾和正展、伊東美和展、夢のいきもの作品展は、9月11日(日)までです。
ぜひお見逃しなく!!