2月6日(土)から、毎年恒例、岡谷市内小学校児童版画展が始まりました!!
第23回目を数える今年は、113点の力作が集まりました!
版画というと、筆者の小学生時代(○十年前?)は、モノトーンで、絵柄も人の顔や風景など現実にあるものだけ、という感じでしたが、今はずいぶん違います!!
そのような‘伝統的な’版画もありますが、カラフルで、自分の気持ちとか物語の世界など、目に見えないものを絵にした作品が増えてきているんです!!!
作り方も、彫刻刀で彫る木版画や、紙版画だけでなく、発泡スチロールのような素材を引っかいて作る‘スチレン版画’や、銅板にとがったもので線を描くドライポイントなど、いろいろな方法があるんだそうです。
木版画でも、多色刷り(1色ずつ何回も刷るやり方)や、黒インクで刷ったものに色を塗ったりなど、色を楽しめる作品が作られています☆
今の小学校の図工の教科書でも、そんなふうに自由でカラフルな作品がたくさん紹介されているのだとか!!! 今の小学生はいいな~
岡谷は童画作家としても有名な版画家、武井武雄の出身地で、武井の呼びかけで「双燈社版画部会」が結成されました。それがもとになり、今でも版画教育が盛んな土地柄です。
作品の審査・講評を担当してくださった岡谷湊小学校校長の酒井重明先生によれば、今回の版画展には、そんな岡谷らしい、新しい可能性を秘めた力作がそろったとのことです!!
展示期間は3月6日(日)までです。最終日の午後1時からは、教育委員会賞、美術考古館長賞、審査員特別賞、優秀賞、佳作の表彰式も行われます!!
期間中は、好きな作品に投票していただくコーナーも作りました☆
得票数が1位になった方も、表彰式で表彰されますのでお楽しみに!!