このブログに書くのが大変遅くなってしまいましたが、6月のある日「はじめての土偶」の著者である
「土偶女子」の火付け役 譽田亜紀子(こんだあきこ)さんが、美術考古館に来て下さいました。
「はじめての土偶」には美術考古館蔵の「壺を持つ妊婦土偶」も紹介していただいております。 そんな当館とご縁のあるこんださん。当館を訪れた際の様子は、こんだあきこさんのブログhttp://lineblog.me/kondaakiko/archives/33746886.html
http://lineblog.me/kondaakiko/archives/33872881.html
でご覧ください。
さて、来館されたこんださんが注目した土偶がこれです。
岡谷市の庄の畑遺跡から出土したいれずみのある土偶(顔部分のみ)です。
ブログではこんださん独自の観点で大変面白く、紹介していただいています。
顔にいれずみがあるため、そこに注目されがちなのですが、こんださんは顔だけでなく、顔の後ろの髪型にも注目し、とても興味深いとおっしゃっていました。
当館学芸員も、顔ばかり注目して髪型にはあまり注目したことがないので、さすが土偶女子は眼のつけどころがちがうと感心させられました。
また、近々、「はじめての土偶」に続く2冊目の本http://lineblog.me/kondaakiko/archives/36024603.html を出版予定だそうです。
実はその本に当館の重要文化財ではないもうひとつの顔面把手付深鉢形土器
(榎垣外遺跡出土 岡谷市指定文化財)が掲載される予定です。
当館でも、その本を無料スペースの交流ステーションで閲覧していただけるように準備中ですのでお楽しみに。
こんださんは、ブログのほかにもいろんなSNSでその活動をPRしています。
そちらのほうもぜひ検索してご覧になって下さい。