前回4月に中止になってしまった火起こし体験を本日7月25日無事実施することができました。
9時30分~11時の短い間でしたが、たくさんの子どもたち(大人たちも)が火起こし体験をしてくれました。
今回行った火起こし体験は「まいぎり式」と呼ばれている火起こし方法です。ただし、この「まいぎり式」の道具は縄文時代の遺跡からは出土していません。縄文時代にはまだこの「まいぎり式」の火起こしは使われていなかったと考えられ、主に「もみぎり」と呼ばれ、両手で棒を挟み、こすり合わせるように回転させる方法だったとされています。ただしこの方法だと、よほど熟練しないと火がつきません。 このため、比較的簡単に火をつけることができる「まいぎり式」で行っています。 神社などの神事で火起こしをするときにも使ったりするので、見たことがある方もいるかもしれません。
簡単とはいっても、初めてやる人にとっては、コツを掴むまでは苦労します。
でも何度かやったり、館の職員が補助をして一緒にやるとみんな火種を作ることができました。
同じく。午前中から行った「野菜切口スタンプアート自分でデザインうちわ」の様子は次回アップします。