クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬!
美術考古館もお正月の準備を始めています。受付にはかわいらしいミニ門松を飾り付け。
お正月飾りとしては一般的なこの門松、なぜ飾るの?あの形の意味は?
その疑問、お答えします!
お正月は本来、歳神様(新しい年の穀物の実りをもたらし、いつも私たちを見守っている祖先のこと)が地上に降りてくる日。ですから私たちは年末になると大掃除などをして歳神様を迎える準備をします。門松はその歳神様が私たちの家に降りてくるときの目印になるのだそうです。
なるほど~。だから玄関に飾るんですね!
なぜ松と竹で作られているかというと、竹には節があること、またまっすぐに伸びることから、まっすぐに幸せな人生の節目(七五三や成人式など)を迎えるようにという願いが込められ、松は生命力が強く、常緑の葉が長寿や健康を象徴する縁起の良い植物ということで使われているようです。
また、竹の節をからめて斜めに切って使用した場合、その切り口が「笑口」に似ていることから
「笑う門には福来る」と言われています。
皆さまのお家も歳神様をお迎えする準備は出来ましたでしょうか?
門松を飾る時期は、12月29日は「二重苦」、31日は「一日飾り」といって神様をおろそかにするということから28日までか30日に飾るのが良いそうなので、今日と明日お正月の準備張り切って頑張りましょうね!